[7日 ロイター] - 米クラウドストレージ大手のドロップボックス<DBX.O>が発表した第3・四半期決算は、売上高と利益がともにアナリスト予想を上回った。個人や企業の登録利用者が増え、収益に貢献した。

売上高は19%増の4億2820万ドルと、リフィニティブ/IBESがまとめたアナリスト予想の4億2348万ドルを上回った。

最終損失は1700万ドル(1株当たり0.04ドル)と、前年同期の580万ドル(0.01ドル)から拡大。

ただ、調整後損益は1株当たり0.13ドルの黒字を確保し、アナリスト予想の0.11ドルも上回った。

9月末時点の登録利用者数は1400万人と、1年前の1230万人から増加。ファクトセットがまとめた市場予想の1389万人も上回った。

利用者1人当たりの平均収入は123.15ドルと、リフィニティブがまとめた市場予想の122.82ドルを上回った。

株価は米株式市場引け後の時間外取引で当初5%上昇したが、その後下落に転じ、3%安となった。