米ビヨンド・ミート、来年末までにアジアでの生産開始へ
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長い目で見れば拡大していくのだろうが,肉の生産,供給,流通が確立している今,植物由来の代用肉の消費というのは,物珍しさからさらに拡大していくのはなかなか容易なものではない様に思います。
特に,「健康」で売っていく場合,植物を肉に加工することから,むしろ余計な添加物の塊になっていないかどうか,不安に思う人も出てくるでしょう。バターに対してマーガリンが,常に「体に悪い」という風評にさらされていたり,アイスクリームに対してラクトアイスが植物由来の油の塊として一部に毛嫌いされているのと同じ構図です。
注目のコメント
シンガポールでもインポッシブルフードなど代替肉を用いたレストラン増えてきている。下記の記事にも書いたけど、グローバルで都市部のミレニアル世代の消費は均一化していて、その重要なキーワード、「エコ」「健康」に根差したトレンド
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/67718植物性タンパク質を摂るなら、わざわざ肉に似せた加工をすることは本質的に必要無い。
しかし擬似肉にまでして食べたい。という肉食嗜好から離れられない人の多さがこのトレンドを作り出す。
しかも、このトレンドには、原料に使われる植物の遺伝子組み換え問題。需要増加による生産地拡大のための森林伐採など、視点を変えてみれば様々な問題が予想される。
結局、トレンドというのは、深く考えずに単純なニーズに応えることなのかもしれない。