[ワシントン 7日 ロイター] - ポンペオ米国務長官は7日、イランのウラン濃縮再開が懸念を高めており、イラン政府に対する圧力を強化すべきと述べた。

イランのロウハニ大統領は5日、2015年の核合意で定められた義務に違反する措置をさらに進め、6日から中部フォルドゥの核関連施設で1044台の遠心分離機にウランガスを注入すると表明した。[nL3N27L57N]

ポンペオ氏は声明で、イランによる核合意の段階的な履行停止は、イランが核開発を急速に発展させるという懸念を高めると指摘。「今こそ各国がイラン政権の核開発による脅迫を拒絶すべきだ。イランの核開発を巡る継続的かつ多数の挑発を受け、そうした対応が必要とされている」と述べた。