「選挙システム『ムサシ』の筆頭株主が安倍首相」は誤り。籠池氏が発言し、拡散
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こうした陰謀論は根強い支持があり、困ったものです。開票所では機械だけで集計作業をしているわけではありませんし、各陣営の開票立会人も監視をしています。選挙ドットコムでも特集記事がアップされていますので、そちらもぜひご覧ください。
・ネットで騒がれる「不正選挙」本当にできるのか? 選挙ドットコムが徹底追及(前編)
https://go2senkyo.com/articles/2018/01/30/33982.html
後編のポイントを抜粋しておきます。以下、引用。
……
投票用紙の集計機は、1975年にビルコン(bill counter)つまりお札を数える機械を改良してできたんです。基本的に変な構造はないですよ。また、機械だけで開票作業をしているわけではないですので、書き換えることは不可能です。
投票用紙の集計は2回行いますが、機械でも1回目と2回目はそれぞれ別の機械で数えます。機械での集計の際も「別の機械」を使って2回数えなければならないことになっています。
また、開票の際には各候補者の陣営から、開票作業に不正が無いか公益的立場で「開票立会人」が監視することになっています。こういった様々なチェック機能を騙すことは不可能でしょう。「選挙システム『ムサシ』の筆頭株主が安倍首相」という情報が、ネット上に拡散しています。
森友学園の籠池前理事長が発言したことがきっかけですが、これは誤りです。
ムサシの広報担当者は「事実無根」と語っています。ファクトチェックをしました。