子供向け「くるま図鑑」に戦闘機掲載はアリ!?増刷中止騒動を考える - 消費インサイド

コメント

注目のコメント

• まつい きみこ

  株式会社マイティブック 代表、司書　

  ・2019年11月07日

  書いた本人で失礼します。この本は、見栄えもするし、装丁もよい本で、だからこそもう少し考えて出して欲しかった。呼び込み文句と中身のミスマッチ、「くるま」のカテゴリーなのに軍艦から戦闘機まで何でもアリのセレクトなど、編集方針が意味不明な本の仕上りが、（意図的ではないという）いろんな意味で誤解や猜疑心を起こさせる結果になったのではないかと残念です。
  私は、自衛隊の基地の側で戦闘機を仰ぎ、戦車の音を聞きながら育ちました。自衛隊のそういう武器や装備はカッコいいとも感じましたが、むしろ人のために働く姿がかっこいいなあと尊敬していました。消防士や警察官も同様です。図鑑に消防車やパトカーと並列に掲載されてもいいと思うのですが、この図鑑のバランスの悪さ（自衛隊だけではありません）、分類の曖昧さが気持ち悪く、結果として誤解を招いてしまったと考えております。一番困惑したのは自衛隊ではないかと。今年の7月頃から、ずっと気になって海外の方の意見なども集めウォッチしてきたのですが、ここでは文字量の制限で100分の１も書けませんでした。言葉足らずになり、それもちょっと残念です。