いま知っておきたいAI活用事例——内定辞退予測、退職予測から、RPA連携の可能性まで
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ドイツの通信販売大手Ottoは機械学習を用い、30億件にも達する過去の取引データや、天候、販売状況などに関する200以上の変数の分析を可能にした。これにより、顧客が今後1カ月以内に何を購入するかを、90%の精度で予測できるという。
人間の行動パターンを分析する精度が90%ということは、企業にとっても世界にとっても良い面も多いと思う、なぜなら無駄がなくなるから。極端な話、どこの誰がどれくらい1ヶ月で食料を消費してこういう食べ物に傾向があるとか集めて地域としての消費傾向と量を導き出せるのであれば、製造側も調節できる。廃棄が減ること世界にとってとても大前進。
注目のコメント
最も注目したいのは「建築設計AI」です。
|AIに、建物の階数や強度、立地などの条件と、そこに課せら
|れる建築上の法規制、市場データといった関連情報を与える。
|すると、その条件に合致したデザインを数百個~数千個まで
|瞬時に自動生成してくれる。
(中略)
|間取りのバリエーションまで自動生成し、「実際に建築した
|らどれくらいの賃料を稼げそうか」を算出してくれる。
投資用マンションや事業用アパートを、収益最大化の観点で設計できるのが強みです。おそらく何十%も利益率が向上する可能性があるでしょう。
昔々、高速道路のルート最適化の特許を取りました。最小半径や学校迂回など数々の制約条件の下で、数億本のルートを生成して工事費を最小化しつつ、走りやすいルートを発見するAIです。既存のルートより数十億円建設費が節約できると試算されました。
設計AIは使い方によって大きな収益につながるので、要注目です。退職予測ととても価値あると思いますが、更に言えば日常のモチベーション変化をリアルタイムで予測できたら更に価値が高いと思う。退職しそう=本人としてはかなりテンション下がってる。もっと手前で解決したい
「意識せずに日常生活で使われるようになる」という方向性が書かれていますが、それは便利な反面、アンテナが働かないことにも繋がります。知らないうちに使われていたということになりかねないからこそ、設計思想や倫理観が問われる流れになっていきますよね。