黒人のように肌を塗るメイクは「許可できません」。日本初上演『ヘアスプレー』の制作陣がメッセージ
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注目のコメント
すばらしい!アメリカではこの発言はきっと、相当な議論を巻き起こすはずが、日本の制作陣が「肌の色を理由として、俳優がある役を演じる機会を否定することは、たとえそれが “ポリティカリーコレクト(政治的に公平・公正)”であるとしても、それ自体が人種差別になることにも気づきました」と表明したことは、本当に正しいと思います。
ちなみにアメリカのポリコレ的に視点をあわせると、この件には2つの議論ポイントがあります。
1)文化の盗用
2)肌の色を変えること
問題は、上記2つはこの件では共存できない点です。誰かにとっての正解は、誰かにとっての不正解。
もうほんと、アメリカに住んでいるとポリコレが度を超えすぎてアホくさすぎてで、泣きそうになります。頭いたい。日本企業のアメリカ進出の場合は、必ずポリコレに関する「自己防衛処置」についてはお話ししています。でないと、いつ誰に訴えられるやら。それくらい色々あります(困)
例えばアメリカではちょっと前に、アジア系の女性が初めてミュージカルのリトル・マーメイドで、主役・アリエルの座を射止めたときには、同じような議論が起こりました。本来アジア人ではない主人公をアジア人が演じるのは文化の盗用でないの?と。しかし多様性という意味で言うと、「いいじゃないか!」になる。実写版のアリエルは、ちなみに黒人の女優さんになりましたよね。
ポリコレの大問題は、ポリコレであれもダメ、これもダメとケチをつけ続けると、そのうち本来のポリコレの意味だったはずの「多様性をみとめる」というロジックが崩壊しまくる点です。
日本でもポリコレに関連する問題、多くなってきましたよね、、、、アメリカのようにはどうかならないでほしいです。