「公平」な米国求める怒り=社会主義賛美の風潮-米大統領選
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米国景気が悪化している証左では。
トランプが再選を果たすには今の景気を何とか維持しなければならないが、株価維持、資産バブルの延命は格差の拡大をもたらすだけ。
株がクラッシュしてもトランプの経済政策は失敗となる。
つまり、トランプの置かれている立場はかなり苦しい。
注目のコメント
閉塞感の中、右ではトランプ氏の、左ではサンダースらの言説が現状を打開してくれそうな期待から支持が高まっています。上の世代と比べて社会主義という言葉に対する嫌悪感も減っています。
「社会主義」=左翼、悪いイメージ、みたいな感じで忌避し、その意味を殆ど考えていない人が大半ではないだろうか。
中には、社会主義の対義語は資本主義などと言い出す人までいたり(意味を考えれば間違いなく違いますよね)。
「社会主義(ソーシャル)」の対義語は「自由主義(リベラル)」です。
※社会主義はリベラルなのでけしからん!とか、私には意味が理解できない。
完全な社会主義を目指したのが共産主義。
完全な自由主義とは、それこそ暴力が支配する世界(ホアタァ!)。
この検討軸でいくと、理想的な社会とは、社会主義と自由主義の中間のバランス点をどこに取るのか?と言う議論にならねばいけないハズです。。
しばしば見かける議論が「社会主義か否か」みたいな二項対立の議論となるからおかしな事になるのだと思います。
アメリカ社会は70年代以降、更に自由主義側へと徐々にシフトしていった結果として格差が拡大したので「もっと社会主義側に寄せようぜ」と言う議論が湧き出るのは当然の結果と言えます。
日本もまた80年代以降、自由主義側にシフトしていきました。
これはバブルを引き起こしたし、バブル崩壊も引き起こしました。デフレも引き起こしました。
普通に考えれば「自由主義側にシフトし過ぎるのもヤバい」となりそうなものですが、なぜか「うまくいかないのはもっと自由主義側にシフトしないからだ」として、事態は更に深刻化していったのです。
その動機は「土建業の利権が!」とか「郵便局の既得権益が!」とか「公務員給料もらいすぎ!」とか、【自分とは違う誰か】を僻む気持ちを煽る事で実現してきました。
日本も、もっと社会主義側に戻すべきです。
20年以上、散在「規制緩和」「構造改革」をやっているのに、一向に良くならず、むしろ悪化の一途ではないでしょうか。アメリカは貧富の差があまりにも激しいので、民主党のオーレン氏の社会主義に近い政策が受けているようだ。日本でも貧富の差が大きくなってきたので、令和新撰組の山本太郎氏の消費税を5%にし、法人税や累進課税を上げると言う政策に賛同する人が増えている。