ラグビー、ニュージーランド3位 W杯、決定戦でウェールズ下す
コメント
注目のコメント
ニュージーランドvsウェールズ。3位決定戦が終了。
ブロンズメダルに輝いたのはオールブラックス。
秋風の吹き抜ける東京スタジアムに、ニュージーランド代表の勝利を讃える歓喜の声。
オールブラックスの「お辞儀」のなんと美しいか。ゲームの度に示される日本文化への敬意に、心が震える。
この試合を最後に引退するオールブラックス・キャプテンのキーラン・リード。彼の凛々しき姿を、この目に焼きつけた。両チームともお疲れ様でした。
三連覇という“最大のモチベーション”を失った中、最後まで勝ちきる辺り、さすがオールブラックスという感じでしょうか。
ただ、唯一残念だったのは、「この試合で代表引退する選手も多い中、3決の地上波中継がなかったこと」ですね。
これは、『国内のラグビー普及』という観点でも、ホスト国として残念でした。オールブラックスは今回も優勝は固いと思っていましたし、大会2日目の南ア戦を見てそれを確信したんですが、イングランド戦であんなに動けないとは思いませんでした。ある意味、日本が南アに負けたときより遥かにショックでした。
昨日のウェールズ戦も連戦の疲れから身体が重そうで前半は走れていませんでしたが、それでもオールブラックスらしさを見せてくれて見ていて楽しかったです。
そして、前回大会優勝の主要メンバー、ソニービルウィリアムズとベンスミスはさすがとしか言いようがない活躍でしたね。速いしうまいし。
今大会も強いオールブラックスでしたが、優勝できなかった要因は、前回大会はFLカイノ、リード、リッチーマコウ、SOカーター、CTBノヌー、WTBサヴェアと各ポジションに爆発的な大物プレーヤーが揃っていたけど、今回は全体的に小粒になったからでしょうね。世代交代ができる前に本番を迎えた印象です。
今夜は決勝戦。大胆に展開する見ていて楽しいラグビーを堪能したいので、キックの蹴り合いは避けてほしいですが、ロースコアの痺れるゲームになると思います。