9割の日本人に英語は不要 成毛眞氏インタビュー
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注目のコメント
成毛さんに100%同感。日本人は真面目で完璧を目指すから、余計英語学習が空回り傾向にあると思います。必要あれば通訳つければいいというのも、合理的。
それでも英語が必要な人は、成毛さんのお嬢さんではないですが、専門のことを誰より語れるビジネス力の方が大事とも思います。また、ネイティブでなければ、いつまでたっても英語はネイティブにはなれないと開き直って、間違いは気にしちゃいけないとも。
私は今でも間違えます。それがみっともない、恥ずかしいとかいってたら、英語使う現場では語学力の前に「使えない人間」と判断されちゃう。ちゃんと論点がずれないで真摯に語り、「内容」はよければ、多少は許してもらえますよ。スピーチの時とかでも「へんな英語で意味不明だったら、手を上げて教えてね」と最初に毎回言うようにしていますが、その自虐で笑いが取れて、問題があったことはないです。
恥ずかしい方は、自意識過剰を治すために心臓に毛が生える訓練をしましょう(笑)自分以外は全員アメリカ人とEnglish speaking personsの大人数で3日間会議をした時に痛感したのは、
1.会議の目的がはっきりしているので英語力よりその会議に必要な専門知識と経験が大事だった
2.一定レベルの英語力があれば、話すうちに発音も慣れてくる
3.何より、この会議でするべきことをやらないといけないという目標があったので、真剣になった
つまり、環境が英語を必要とすれば、猛烈に英語力は伸びます。
ここまで追い込まれる環境に置かれる日本人は、確かに1割かと。
あと、文法の勉強は馬鹿にしない方が良いです。
英語力が上がるほど文法は重要になります。英語が読めないと一次情報にアクセス出来ないので、英語は必要だと思います。大半の情報は英語で発信されます。
日本で英語不要論が出てくるのは、英語ができるようになるために英語を勉強する人が多いからだと思います。目的Aを達成するために英語が必要な状況に置かれれば、英語の必要性を強く実感します。
当然、目的A達成のためには英語以外の知識も必要なので、英語ができるだけでは目的Aは達成できません。
インバウンドに接する人は少数だとしているが、土地勘の無い大阪に行って一日に三人のインバウンドに道を聞かれ、東京に戻る際に隣の席に座っていたインド人からコンニャクゼリーを貰ながらGoogle翻訳を介して雑談をしました。浮浪者の私ですらそうなので、社会参加されてる方が大多数の日本において9割が英語不要とはとても思えない。
成毛氏の真意が、日本が知的集約型産業へのシフトに失敗したことを皮肉りたいのであれば、それは納得できる。