京都が観光客でパンクする!? 古都を襲う「オーバーツーリズム」の暴走
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京都の外国人観光客数は全体の8.5%程度までになってきました。
今から30年前とかは、新京極の商店街は昼はスキスキで歩きやすく、来てるのは修学旅行生中心のお土産を買う観光客が多いという風情でした。
それが15年ぐらい前から国内旅行者が増え、この7,8年は外国人観光客で溢れ返っています。
ですから京都の土産物店はこの15年ずっと右肩上がりの状態なんです。
混雑するのは、祇園花見小路、錦商店街、嵐山とか清水寺なども同じくで、元々道幅が狭いという京都ならではの理由があります。
今後はネットで時間予約して訪れるとかのシステムを、京都全体で作ることをやらないといけないと思います。
注目のコメント
オーバーツーリズムだから観光振興ってどうなんだっけ?という論調がよくありますが、甚だ疑問。先に言っておくとオーバーツーリズム対策は大いにやるべきことであり、それと観光振興そのものの疑義とは別問題という話。
訪日外国人の旅行消費額目標が2020年で8兆円、2030年で15兆円。日本国内の旅行消費額がおよそ20兆円。2030年で合算すると35兆円の市場となります。この市場捨てますか?
人口減少社会の中で住民の域内消費が減ると、行政運営がままならず、行政サービスが享受できないリスクが発生します。社会福祉の制度も現行維持は難しいでしょう。それらの原資は経済市場の利益から来るわけです。その中でも大きな存在感と成長率を期待されるのが旅行市場です。
地域住人に対する配慮という話があります。今迷惑だというのは簡単ですが、将来の子ども達にとって本当に迷惑なのでしょうか?これらもセットで議論できなくしてオーバーツーリズムだから観光振興無しとはなりませんよ。バルセロナもここ数年以上はオーバーツーリズムで困っていましたが、この間行って見てきたところ、とにかく工夫点の多さに感動しました。ツーリズムマネジメントが数回りも先を行っている。
あのような管理ツールを、スタートアップとしては取り組んで作りたいと思うようになりました。京都市の観光政策トップが中高の同級生で、深い悩みに同情を禁じ得ない。規制的な手段より税制など経済的な手段で和らげるのだろうと思うけれど、特効薬が見当たりません。というぼくは今オーバーツーリズムに悩むバルセロナに向かっています。仕事で行くので勘弁してください。