[ベルリン 30日 ロイター] - ドイツ連邦雇用庁が発表した統計によると、10月の失業者数が予想以上に増加した。製造業の低迷が反映しされた。

10月の失業者数(季節調整後)は6000人増の228万7000人。ロイターがまとめたコンセンサス予想は2000人増だった。

失業率は5.0%で前月から横ばい。失業率は今年、4.9%の過去最低を記録した。

雇用庁のデトレフ・シェーレ長官は「最近の景気低迷が労働市場に影響している。しかし全体としてみるとまだ堅調だ」と述べた。