『愛という名の支配』わたしたちを幸せにするフェミニズム
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注目のコメント
確かに田嶋氏の研究活動や著作などについてちゃんと評価したり紹介しているものをみたことがないので、本来どんな事を主張し、どの様な生き方をされて来たのかについて知る機会はなかった。
単に政治バラエティ番組で、理解不能な発言をしているおばさんくらいの認識しかなかった事を恥じるが、メディア側もそういう人として使ってきたわけだ。
新聞記者から女性下着デザイナーとなった鴨居羊子(1925ー1991)は、著書「下着ぶんか論」(凡凡社 1958年)において「今日の女性らしさは男の社会的な力に挑む活動的な魅惑」と評しているが、戦後の高度成長期は日本における女性の社会進出の最初の波であって、既にその時代に於いても様々な文化的な相克があった。そして、女性の社会進出が再び叫ばれている今は、第二の波と言ってよいのだろう。その意味において、昨今のフェニミズム言説の増加は時代の要請でもある。
次の時代を切り開くのは過激フェニミズムである、という可能性に言及する人もいるが、そう思わせる内に秘めた破壊力がその中にはある。
田嶋氏が当時からフェミニズム映画批評を行っていた事も知らなかったので、機会があればこの著作とともに是非読んでみたい。
現代においては、シェイクスピア研究者の北村氏(Twitterではsaebou @Cristoforou の名で有名)の以下の著作も併せて読んでみたいものだ。
「お砂糖とスパイスと爆発的な何か—不真面目な批評家によるフェミニスト批評入門 」北村紗衣著 書肆 侃侃房
https://www.amazon.co.jp/dp/4863853653/フェミニズム、女性解放思想に、たいして注意を払ったことがなかった
プロサッカーリーグ理事の米田さんの話を伺う機会があり、そのどこか遠くにある問題意識が急激に目の前に突きつけられ、胸に残った
「そもそもなぜ女性は働きにくいんだろう」
その問いに立ち向かい続け、公認会計士から始めたキャリアは縁あってリーグの理事につながった。いつ人でもいいように準備してる、と語る芯の強さが印象的な、爽やかな方でした。ひとごとは当事者に会うことで自分ごとになると、改めて気づかされました
「Jリーグを使い倒せ!」若き女性理事が熱狂を生み出す
https://forbesjapan.com/articles/detail/27004/1/1/1