【ストライプ石川】修業20年、アートの先にあるもの

2019/10/31
earth music&ecology(アースミュージックアンドエコロジー)などのアパレルブランドを展開するストライプインターナショナルの石川康晴社長が、ビジネスパーソンに向けてアートを学ぶ必要性を解説する「The Prophet」。
第3回は、石川社長がアートから得たインスピレーションを、どのようにして自身のビジネスに生かしているのかを語る。
さらにオススメの美術館の歩き方も聞いた。
石川康晴(いしかわ・やすはる)/ストライプインターナショナル社長。1970年岡山県生まれ。岡山大学経済学部卒、京都大学大学院経営学修士(MBA)。1994年、23歳で創業。95年クロスカンパニー(現・ストライプインターナショナル)設立。99年にearth music&ecology(アースミュージックアンドエコロジー)を立ち上げ、SPA(製造小売業)を本格開始。30以上のブランドを展開し、グループの売上高は1300億円を超える。公益財団法人 石川文化振興財団の理事長も務め、地元岡山の文化振興に力を入れる。

20年かけてわかったこと

──石川さんは、なぜ現代アートに関わるようになったのですか。