【新】「投資家のような生き方」が日本人を救う

2019/10/25
まるで預言者のように、新しい時代のムーブメントをいち早く紹介する連載「The Prophet」。今回登場するのは、日本最大級の投資信託「ひふみ投信」ファンドマネジャーである藤野英人氏だ。
投資家視点の「生き方指南書」とも言うべき藤野氏の新刊『投資家みたいに生きろ』(ダイヤモンド社)は、発売直後から大きな反響を呼んでいる。
同書の中で、今の日本社会では将来への不安から損失回避の傾向が強まり、「失望を最小化しようとする人たち」が増えている……と分析する藤野氏。そんな人々に対して、投資家のような思考によって「見える資産」「見えない資産」を増やしながら、自分の手で未来を切り開くための方法を提案している。
現状維持を好み、新たな挑戦に踏み出せないという人でも、藤野氏の言葉には奮い立たされるものがあるはずだ。
藤野英人(ふじの・ひでと)
1966年富山県生まれ。投資家、ファンドマネジャー。レオス・キャピタルワークス株式会社代表取締役社長・最高投資責任者(CIO)。早稲田大学法学部卒。国内・外資大手投資運用会社でファンドマネジャーを歴任後、2003年レオス・キャピタルワークス株式会社を創業。主に日本の成長企業に投資する株式投資信託「ひふみ」シリーズを運用。一般社団法人投資信託協会理事。投資教育にも注力しており、JPXアカデミー・フェロー、明治大学商学部兼任講師も務める。主な著書に『投資家が「お金」よりも大切にしていること』(星海社新書)、『投資レジェンドが教える ヤバい会社』(日経ビジネス人文庫)。

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