Facebookの「リブラ」が大方針転換で現地通貨と連動か
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Facebookが多くの批判を受けて大方針転換を検討。各国毎のステーブルコインを発行していくプランを検討。正直、責任者のDavid Marcusの責任は大きいと思う。戦略があまりにない。場当たり。初期からドルペッグのステーブルコインを発行としておけば、ここまで大問題にならなかった。今更遅いコミュニケーションミス。
これは大きい方針転換。参加企業のラインナップから実質的なドルペッグベースを基軸にいろいろ引っくり返していくつもりではあったのだろうけど、各国の中央銀行をすっ飛ばすのは難しいという判断をしたのだろうか。
目指せ(FB中心の)ワールドワンエコノミクスなんだろうけど、まぁ今のザッカーバーグくらいになると、挑む壁が高ければ高いほど燃えるのかもしれない。頑張れFacebook!
大手金融会社が次々と教会を離脱したのは誤算だったかもしれないし、たぶんその裏には相当な圧力が掛かったに違いない。
ここで各国の通貨との連動を許してしまうと結局は為替相場の存在を容認してしまうため、中央銀行をディスラプトできるはずのリブラの意味合いはかなり変わってきてしまう。しかしながら、ザッカーバーグがそんな事で意志を曲げるとは思えないし、正直このまま行くのであれば他の暗号通過とほとんど変わらないので実需も怪しいと思う。
頑張れ、Facebook。