[東京 17日 ロイター] - 正午のドルは前日NY市場終盤の水準とほぼ変わらずの108円後半。海外市場で進んだ英ポンド高は一服となり、主要通貨は全般小動きだった。

午前の取引でやや目立ったのは豪ドル。9月就業者数は予想ほど増えなかったものの、失業率が5.2%と予想の5.3%を下回ったことなどで、対円相場は73円前半から後半へ上昇。11日以来1週間ぶりの高値をつけた。

市場では「前月の就業者数も上方修正されており、内容的には悪くない。利下げ観測の後退につながった」(外銀)との声が出ていた。