[東京 17日 ロイター] - 東芝<6502.T>の子会社、東芝インフラシステムズは17日、台湾鉄路管理局(TRA)向けの電気機関車68両を台湾銀行から受注したと発表した。受注金額は予備品などを含み約400億円で、2022年から順次納入を開始する予定。

今回受注したのは、TRAが新たに導入する旅客・貨物列車の両方をけん引できる電気機関車で、主に台湾の主要都市を結ぶ特急客車列車向けに使用される予定。TRAでの新型電気機関車の投入は1992年以来のことで、日本製の完成電気機関車の調達は今回が初めてという。

(青山敦子)