GAFAのESG戦略に学べ、前のめりなアマゾンが開けた「パンドラの箱」
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「リスクテイキングな経営は、逆に企業に対する訴訟や捜査や規制を招くことが多くなった。つまり、株主至上主義にかかるコストが利益を上回ることが増えたのである。」
Environment(環境)・Social(社会)・Governance(ガバナンス・企業統治)を意識する戦略を掲げた企業Amazonが、業務に矛盾を抱えていることを指摘しながら、今後他の企業がどのように社会的責任を実現していくかを考えるのに参考となる記事です。
上記引用箇所は、なるほどなと思いました。裁判を利用する機会が増えれば、社会貢献的にならざるを得ないのですね。岩田さんの記事。
株主至上主義にかかるコストが利益を上回ることが増えるなか、環境・社会・企業統治を重視するESGの実践が脚光を浴びているという。
アマゾンのESG活動は企業イメージを高めている一方、Facebookはユーザーのデータのずさんな扱いで社会的評判を落としているという。
アマゾンも、環境・社会的責任に関する従業員からの突き上げで課題をかかえており、ESGを掲げることが企業にとって大きな利益をもたらすと同時に、リスクをもたらすことがわかる。(引用)
米国の有力経済団体「ビジネス・ラウンドテーブル」が2019年8月18日、過去半世紀にわたって米財界が推進してきた株主第一主義を廃止すると発表した。米テック大手アマゾンも名を連ねたこの文書は、「株主利益のみの追求をやめ、今後は利益追求とともに、社会的責任を果たすことにも注力すべきだ」としている。同社では、Environment(環境)・Social(社会)・Governance(ガバナンス・企業統治)のバランスを総合的に実現していくESG戦略を推進しているが、それがいかに利益とリスクの両方をもたらしているかを明らかにする。
(引用終)