[東京 15日 ロイター] - 武田薬品工業 <4502.T>は15日、中近東やアフリカで販売する医薬品の一部を、スイスの製薬会社アシノ(チューリッヒ)に売却すると発表した。譲渡額は2億ドル以上で、負債の圧縮に充てる。

売却対象はエジプトやサウジアラビア、南アフリカなどで販売する医療用、一般用医薬品の約30製品。中核的な事業ではないと位置づけ、手放すことを決めた。2020年1─3月期に売却を完了する。