[ブリュッセル 14日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局が発表した8月のユーロ圏鉱工業生産指数は、前月比0.4%上昇し、市場予想(0.3%上昇)を上回った。機械など資本財の生産が拡大し、ユーロ圏経済の見通しに明るい材料となった。

前年比では2.8%低下。市場予想は2.5%低下だった。

前月比での上昇は今年3回目。7月の0.4%下落を完全に相殺した。

機械などの資本財の生産は前月比1.2%増加。7月(2.1%増)に続く増加で、工場の設備増強の動きを示す。

中間財の生産も拡大したが、耐久消費財と非耐久消費財の生産は減少し、製造業が少なくとも目先は販売鈍化を見込んでいることをうかがわせた。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)