米国スター教授が起こしたセクハラ問題の衝撃 - 須藤靖
論座(ロンザ)
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今年のノーベル物理学賞で受賞を逃した系外惑星の第一人者の一人であるカリフォルニア大学バークレー校(UCB)のジェフ・マーシー教授(2015年当時)のセクハラ騒動の詳細とアメリカのアカデミアの構造的問題。東大の須藤さんによる記事。なお、これは2015年の記事であることを断っておく。
>引用
「研究職をめざす大学院生は学位取得後、博士研究員、助教、准教授、教授という階梯を登る必要がある。ジョンソン氏が告白しているように、その職を獲得する際に指導教員や関連分野研究者からの推薦書は大きな影響力をもつ。実は日本では、少なくとも物理学や天文学分野においては、この推薦書は米国に比べるとさほど強い影響力はない。これは通常の日本人は、ほぼ当たり障りのない推薦書しか書かず、あまり参考にならないことが多いためである。といっても、明確に否定的な評価書が届いた場合にはかなり不利に働くことは確実である。
ジョンソン氏のような優れた研究者ですら、終身雇用権を獲得するまで指導教員の問題行為に見て見ぬ振りをしていたとは、残念であるが、彼を批判するよりも、学術界の構造問題として解決策を探るべきであろう。」まあそうですねぇ。。tenure や promotiom 審査での、("トップスクール"のセンセイからの) レター重視のしすぎはあるかもです 先月提出した、ある方の casebook でも、某"トップスクール" 教授からのレターがですねぇ(ピー)