行き詰まった対人関係や組織を動かす。注目の概念「ナラティヴ」の意味と対話の役割
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『ひとつは、語る行為である「語り」としてのナラティヴ、もうひとつは、その語りを生み出す世界観、解釈の枠組みとしての「物語」です。この本では、主に後者の物語をナラティヴと呼んでいます。』
『ナラティヴ・アプローチは、ナラティヴという言葉から連想されるように「どう相手に話をするか」ということよりも、むしろ、「どう相手を捉える私の物語を対話に向けていくか」を主軸にしたものと言えます。』
ロジカルにコミュニケーションをする、というよりも互いの世界観、解釈の枠組みを交換していくことと理解していますが、この『ナラティヴ』こそが、『新しい目的』を定義し、そのために必要な『新しい関係性』を創り上げていく、いわゆる『オープンイノベーション』のキーになるのではないかと思います。答えが見えていない問いに対してアプローチしていく上での共通言語とも言えるのでは。対話の重要性ですね。人には固有のメンタルモデルがあり、その世界の中で見える景色しか見えません。ナラティブの概念の理解や、自己認識へのリフレクションを行うことにより、その自己認識が深まります。理解出来ない相手がいた時には、相手を変えるのではなく、まずは自分の見える景色を疑うところからがスタートです。
ちなみに今年最も多いpick数の1つであるこちらの記事にリフレクションが詳しく書いてあります。
https://m.newspicks.com/news/3607206/ほほう。これは参考になりますね。
相手に対する細かなコミュニケーションである、
ナラティヴ・アプローチは、ナラティヴという言葉から連想されるように「どう相手に話をするか」ということよりも、むしろ、「どう相手を捉える私の物語を対話に向けていくか」を主軸にしたものと言えます。
そして、これを一歩引いて見てみると、適応課題に直面してお手上げに思えたときも、実は自分の側から対話をしていくことによって、色々な道を切り開ける可能性があるということを意味していると言える