[東京 9日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比227円94銭安の2万1359円84銭となり、反落した。米中摩擦を巡るネガティブなニュースが嫌気され、米国株主要3指数が下落しており、東京市場も大幅安で始まった。日銀によるETF(上場投資信託)買いへの思惑で下げ渋る可能性もあるが、米中閣僚級通商協議が不調に終わる恐れもあるなか、押し目買いは入りにくく、取引時間を通じて軟調に推移しそうだという。

電気・ガスを除く幅広い業種が値下がり。石油・石炭、鉱業、パルプ・紙などが安い。