戸田和幸『見て見ぬふりをしない。』
コメント
注目のコメント
これはJリーグのHPに乗っている文章です。
「Jリーグ、そして日本サッカーの発展は、「個」の育成、人間的な成長なくしては考えられません。
選手としてのレベルアップはもちろん、人間としての成長に配慮することも、Jリーグの重視する取り組みの一つです。
社会貢献活動などを通じた人間教育、選手のキャリアデザイン支援、将来プロとなる選手の育成、それに伴う指導者や審判員の養成。さらには、クラブ経営を担う人材の育成など、多岐にわたる人材育成に取り組んでいます。」
今回の対応は、「個の成長をいくつも潰した監督」の成長を願った対応なんですかね。Jリーグ、湘南ベルマーレの対応には全く理解が及びません。
戸田さんと同様、このままでは良い訳が無いと思いました。あえて名前を書きますが、戸田さんが高校時代の監督は李国秀さんですよね。
当時、僕はその高校の在校生だったので、自分が見聞きした範囲のエピソードを記します。
同じクラスのサッカー部員(レギュラーで、Jリーガーにもなりました)から聞いた話は、ほぼ、戸田さんのブログの内容とリンクします。
まぁ、今の言葉で言えば“サイコパス“ですよね。
李監督は、サッカーのこととなると、選手に対しても環境に対しても妥協は一切せず、激しい言葉で叱責をしていたそうです。
当時は、そういった“指導“が当たり前に行われていた時代ではあったのですが、そんな時代においてすら部員達の不満は周りまで漏れ伝わっていました。
因みに、別の同級生はプロになっても監督が李さんで、『マジでキツイ。。。』って半笑いで言ってましたけど
一方で僕が直接体験したエピソードもあります。
放課後、グランドの片隅で、サッカー素人が集まってしょっちゅうフットサル的なものをやっていました。
そこにたまたま通りかかった李監督から時々戦術指導を受けました。
素人の集りなので、小学生みたいにとりあえずみんなボールに集まってしまうのですが、そんな場面を目撃した李監督は『もっとサイドを使え❗️』とか『1人余っているぞ、きっちりマークにつけ❗️』とか『今だ❗️中に上げろ❗️』とかアドバイスをくれるんです。
僕らは内心『そんなことできるかー‼️』と思っているのですが、出来ないなりにやってみると途端にチームが強くなるんです。
そんな素人集団を見た李監督は『やればできんじゃねーか』と言って、楽しそうに部活の指導に向かって行かれました。
毀誉褒貶様々あると思いますが、上記のエピソードは実際に体験したことです。n=1のしょうもない体験ですが、李監督にはこんな、単純にサッカーが好きなんだろうなという一面があることも知って欲しいなって思いました。スポーツ界の特殊性という言葉、雰囲気にあまんじている部分が全体にあったと思います。
もうひとつここから大切なのは、「理不尽」を言葉の意味としてすませることなく、サイエンスなどの力を借りながら、はっきりとさせることになります。
![アプリをダウンロード](/resources/images/banner-app-download.png)