過剰な薬、不要な手術…「人生100年時代」の病院がやめるべきこと(和田 秀樹) @moneygendai
マネー現代
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「手厚くしすぎている」現状、そのレベルを落とすことはできるのか。
普段の診療で高齢者医療に対して思うところがあったので、pickしてみました。
何が問題と考えているかと言うと、高齢者を持つ家族自身の矛盾です。
家族の言い分はいつもこうです。「おじいちゃん(おばあちゃん)はもう90も超えているし本人の言うことは信じないでほしい。」と言って
家族の意向だけを重要視して、方針を決定する場面が多いと感じています。
本文にもあるように、経口摂取出来ない人にどこまで介入するか、という場面で
「人間の尊厳を保ちながら生き長らえさせて欲しい」と言っているのに
「そんなこと(例えば胃ろう造設)をしてまで生かせたくない」と言う
そんな無茶な、といつも思います。
けれど、一度始めた「手厚い」医療は、途中でやめる事は困難だと思います。
やめれば安楽死とも取られない状況もあり得るからです。
無駄な薬を減らすというのは、手元の薬が減るので目に見えて分かりやすく、医療費削減のためにも今後も行われていくことでしょう。
しかし、目に見えない診療というものの過剰を減らすという作業は、どうやって実現するのでしょうか。
非情に徹することができる鉄の心を手に入れる教育を受けるのか、どんな方法で解決していくのか。
これかも考えていくべき課題だと感じてします。