トランプ大統領 ミサイル発射の北朝鮮と協議行う考え
コメント
注目のコメント
トランプ大統領の態度が今回の北朝鮮のアメリカの限界を試すようなミサイル発射につながっていると言うことに自覚がないのだろうか。軍事オプションを放棄したことを北朝鮮から見透かされている以上、米国にレバレッジは余りない。その上、アメリカファーストは、要するに米国の撤退を意味すると思われているかもしれない。制裁を継続しても、北朝鮮が生存できる事はこの間に証明済みである。核削減がまだ1つも進まない中で、手をとってDMZを超えてしまった以上、金正恩が、トランプ大統領は限定的な核保有は認める用意があるのだろうと思ったとしても不思議では無い。無論すでに核保有してしまった以上、北朝鮮が仮に協力したとしても核削減、核廃棄には時間がかかる。要するに北朝鮮が核保有をしたままとなる可能性はとても高くなっている。日本にとっては厳しい事態だ。この現実の前に一括解決は現実的ではない。ディールにより北朝鮮との敵対関係を解消し核削減を進めるプロセスに入るしかないのか。米朝協議に注目したい。
トランプの判断は「アメリカ本土に届かないミサイルは、正直どうでも良い」ですよね。
アメリカが世界の警察の時代は既に終わっています。
でも「世界の警察であるアメリカが黙ってないからね」みたいな前提の考え方もまだまだ見られるような。
またトランプの意識は大統領選挙でしょう。
世界的な不況基調にも関わらず日米貿易で日本から大幅な譲歩を引き出してアメリカの農家の票を確定させましたので、次はイラン付近の安定化と東アジアでの平和貢献の実績を残したいと言う話かと思います。
金正恩とは既に話が付いていて、プロレスをしているような感じにも思えますが。
「トランプ大統領、北朝鮮を何とかしてよー」ではなく、日本政府は独自に対応していく必要がある訳ですが、外交と経済は表裏一体です。
しかしながらアメリカに農産業の国益を売り渡しているような政府が、北朝鮮外交などマトモに行えるようには思えません。
追記：
まあ、こんな感じよね。
日本政府：アメリカとの連携を一層強化して北朝鮮のミサイル問題に当たっていく！
トランプ：知らんがな。
これもまた「トランプが大統領だから変な事になっているのです」とかの勘違いをしたらダメでしょう。
こんなのオバマ政権時代からのオフショアバランシングの亜流に過ぎません。トランプの暴走ではなく、アメリカ政府のインテリジェンスによって検討された方向性です。SLBMの「北極星3」を試験発射をした北朝鮮に対してトランプ大統領は、「どうなるか見てみよう。彼らは話したがっている。われわれは彼らと話す」と述べ、ストックホルムでの米朝協議を実施することを明らかにした。脅威を高める相手とは対話をしながら、脅威逓減の方策を考えるということ。トランプさんらしい判断。今回の「北極星3」発射は、潜水艦から発射したものではない。中国がSLBM「巨浪2」を潜水艦から発射する実験をして失敗し、大惨事となる寸前だったことがある。中国もSLBMを潜水艦から発射する技術の完成には悪戦苦闘した。それほど潜水艦発射弾道ミサイルを完成するには高度の技術が必要になる。北朝鮮のSLBMは、米国と同盟国がいま直面している直接的軍事的脅威とは米国は見ていないのだろう。トランプさんがストックホルムで米朝協議を再開する判断をした背景のひとつである。
