【銀行マン給与ランキング】年収アップ続出、スルガは8位に転落
2019/10/5
低金利の長期化による経営環境の悪化、再編の波──揺れる銀行業界の給与にはどんな変化が表れているのか。
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再編だなんだと言われつつ、数字を見てみると、給与も店舗数も行員数も、ごくわずかにしか変化していないなというのが正直な感想です。図にすると、ほとんど変化が見られません。
再編が本格化するのはまさにこれから。台風の目になるのは、SBIホールディングスでしょうか。
トップの東京スターは、年収大幅増の理由が「賞与支給日変更のため」というよく分からないものなので、実質的に首位かどうかの判断はしにくい。
(恐らく前年度処遇の一部が算入されているためではないか)
以前から指摘しているが、職制(総合・基幹職その他)ミックスや人口構成(東京スター、あおぞら、新生は中途採用多く年齢層も高い)などによりバイアスがかかるため、フェアな横比較はしにくい。
とはいうものの、地銀間の微妙な年収や平均年齢が違いは興味深い。
銀行の収益力を測る指標のひとつ総資金利ざやがトップはスルガ銀行。最低はみずほ銀行。給与はこれに比例していないようです。
銀行の給与が値上がりした理由は、FinTechなどの新規事業に対応する人材採用が増えたことや、理系人材に力を入れ、優秀な人材確保のコストが増えたことが要因ということです。
優秀な人材を使いこなせるかどうか。単にコスト高になった、ということにならなければいいのですが。
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