[ロンドン 1日 ロイター] - IHSマークイットが発表した9月のユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は45.7に低下し、2012年10月以来、約7年ぶりの低水準となった。

速報値の45.6からはわずかに上方改定されたものの、8月の47.0から低下した。

生産指数は47.9から46.1に低下し2012年12月以来の低水準。好不況の節目を8カ月連続で下回った。

IHSマークイットのチーフ・ビジネス・エコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「ユーロ圏製造業の状況は9月に一段と悪化した。先行きを示す指数が一段と低下し、今後、状況がさらに悪くなるとみられる」と述べた。

新規受注指数は45.9から43.4に低下し2012年10月以来の水準。雇用や原材料の調達も50を下回った。雇用は5カ月連続の節目割れとなった。