「ファッション<SNS」な若者の心を掴む。来館者数も好調、SHIBUYA109の"今"
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注目のコメント
SHIBUYA109の店舗、ラボは好調とのこと。体験価値のニーズが高まると、それを表現しやすい“リアルな場”に人は集まりやすいでしょう。
一方、デベロッパーのデジタルやECの役割は、未だに不明瞭な部分があります。これは、実店舗のファッションビルなどにおいては「出店ブランドの編集」と「立地」に価値があったと捉えています。しかし、ECではブランドをたくさん並べられるし、誰でもアクセスできるため、これまでの強みがいきないということではないでしょうか。もし編集するにも、編集の対象を変える必要があると思います。SHIBUYA109さんを取材させていただきました!
実は109さん、来館人数で見ると2009年が全盛期だったのですが、ここ数年は当時の記録を塗り替えようとする好調ぶり。
ブランドやサービスはユーザーとともに年齢を重ねていくのが一般的で、どこも「ターゲット層の若返り」を課題に抱えていらっしゃるのですが、109さんは40年間、常に時代の若者に支持されてきました。
その秘訣は、若者とリアルに向き合い続ける、真摯な姿勢にあることが垣間見えました。ある意味で掴んだ顧客に固執しない割り切りが、ロングセラーブランドの確立には必要。
『SHIBUYA109』が顧客と一緒に歳をとらす、時代時代の若者に親しまれているのは、今の時代の顧客だけ。にターゲティングが徹底されているから。
自分もいくつものロングセラーブランドがを作ってきたが、ターゲット層の通過点であるという意識を持ってブランドイメージをコントロールすることが大切だと考える。