[マドリード 26日 ロイター] - 世論調査によると、11月10日に行われるスペインのやり直し総選挙では、与党・社会労働党が再び過半数を確保できず、政治の混迷が続く見通しだ。

世論調査機関GAD3がABC紙の委託で実施した調査によると、社会労働党の下院(定数350)の予想獲得議席は121議席となり、前回4月の総選挙から2議席減らす見通し。

社会労働党が連立交渉を進めていた急進左派ポデモスも、前回から8議席減らすとみられている。

一方、右派勢力の獲得議席は合計150と、前回4月の総選挙から3議席増える見通し。ただ左派3政党の予想獲得議席は164と、右派勢力を上回る見通しだ。

調査は9月23─25日に1207人を対象に実施された。