「英語入試改革」に全国の高校から不満噴出! 実施を民間に丸投げする文科省の罪
ニフティニュース
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Newspicksの「ビジネスパーソン」には英語入試改革賛成の声が多いように見えるのですが,一歩立ち止まって内省頂きたいです.おそらく,日本人の「英語力向上」というゴールにはコンセンサスを得られると思うのですが,その解決策として「今回の入試改革」は妥当なものなのでしょうか.
詳しい理由のいくつかは本記事にあるので繰り返しませんが,「改革賛同の声」と「反対の声」のギャップには失敗覚悟で制度改革を行うことに対する捉え方が異なるように考えています.事業のタイムスケールだと1‐2年のうちに事業を修正することは頻繁にある一方,入試制度およびそれに向けた教育の場合,低学年からのカリキュラムの積み上げがあり,2年は制度をfixすることが必要です(高3中に受験するのであれば高2冒頭には詳細が詰まっていないといけない).そうでもしませんと,本来の目的である学習指導に取り組めませんので.
以上の前提条件に照らし合わせて,今回の政策が杜撰な点に関しては批難されてしかるべきと考えられますがいかがでしょうか.