ビットコインが下落-現物引き渡し型先物の取引開始
Bloomberg.com
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Bakktがついに開始されました。現物引き渡し(Physical Settlement)は、ハードフォーク等でブロックが分岐した場合に、Settleが複雑になりそうです。
また売り手が満期で現物のビットコインを持っていないと、受け渡しがFailします。その点において差金決済(Cash Settlement)よりもハードルが高い商品で今後どうなるのか興味深いです。NY証券取引所を運営するICEの傘下に新しく作られた暗号資産取引所Bakkt(バックト)の話題ですね。同社はSeriesAラウンドの調達でBCGなどから$182Mもの巨額調達を行っているスタートアップです。
https://www.crunchbase.com/organization/bakkt#section-funding-rounds
なお提供開始、初日の取引は71BTCと期待されたほど大きくなかったというのが印象ではありますが、現物受け渡し型の先物がはじまった(既にCMEが提供しているBTC Futuresでは現物の受け渡しはありません)ことは大いに評価するべき内容でしょう。
CFTCからサービス提供にあたって審査項目とされていて、カストディの部分及び決済日の現物価格への影響について答えが出てのスタートと読むこともできます。
なお、上記CMEも来年の早いタイミングでBitcoinのオプション取引の提供を開始する旨アナウンスがなされています。
https://jp.cointelegraph.com/news/cme-group-to-launch-options-on-bitcoin-futures-in-q1-2020