「ビームス ゴルフ」がゴルフウエア界で“独り勝ち”している理由
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既存ブランドを軸に新しい市場を開拓する戦略の参考になる事例。
Instagramアカウントをみると、ブランドコンセプトを理解できます!
https://instagram.com/beamsgolf?igshid=bdjlrew9g7x3
ビームスゴルフのマーケティング戦略を整理
↓
▼コンセプト:
ビームスが得意とするファッション性を土台に、ゴルフウエアとしての機能性も加味したウエア
▼商品戦略(Product)
メインのレーベルを2本柱で用意
"アメカジやアウトドア、ストリートファッションの要素を反映させた「オレンジレーベル」と、クラシックなゴルフウエアを少しモダンに仕立てた「パープルレーベル」"
▼売場づくり(Place)と広告戦略(Promotion)
ウエアだけでなく、帽子、靴、小物雑貨とトータルに揃えて組み合わせてみせることで、「ゴルフをする楽しさ」というライフスタイルを提案
▼ビームズの経営資源である他ブランドのラインナップ活かす
「フレッドペリー」や「ラコステ」、「プレイボーイ」など、他ブランドとのコラボ商品のラインナップ魅力的な渋野選手の優勝で一気にブレーク!
ゴルフウェアのファッション性を高めることは、各メーカーが取り組んでいること。そして、それぞれプロとスポンサー契約しています。
このタイミングで全英女子オープンの優勝、しかもチャーミングな渋野選手というラッキーは極めて大きい。
地道に続けているだけでは実現できない、強力なモーメンタムが必要という好例です。ビームスがトレンドの “半歩先のタイミング” を捉えるのは『“目利き”の「勘」と「感」』という事ですが、何を感じ取っているのか知りたいですね。トレンドの感をAI が捉えられるようになるには、「人が飽きるメカニズム」の解明が欠かせないように感じます。
「しぶこ」さんとBEAMS GOLFが契約したのは2019年5月だそうで勘が冴えてますね。
『広義のファッションとは“世の中のトレンドがもっとも早い段階で現象化するもの”』