[ワシントン 19日 ロイター] - トランプ米大統領は19日、連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長を解任することはないとしながらも、FRBに対する失望感を示した。

FRBは17─18日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を1.75─2.00%に25ベーシスポイント(bp)引き下げることを決定。利下げ幅が25bpにとどまったことについて、トランプ大統領はツイッターへの投稿で「根性なし。判断力なし。展望なし!」と痛烈に批判していた。

トランプ大統領はこの日に放映されたFOXニュースのインタビューで、パウエル議長の職責について「安全だ」としながらも、「パウエル氏には失望した」と述べた。

トランプ氏はこれまでも繰り返しFRBに対し利下げを行うよう圧力を掛けている。