【ドミニク・チェン】情報のその先へ。ミクロな生態系に学ぶコミュニケーションの未来形
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微生物のミクロな世界に、マクロな人間社会の未来を見る。スケールチェンジャー第3回では、ドミニク・チェンさんが情報社会を眺める視点を、わかりやすくお話しいただきました。
たとえば人間の脳と脳を直結して「完全にわかりあえた」として、それは理想のコミュニケーションなのか。「ぬか床」の場合、均質化だけでは味気ない漬物しかできず、サステイナブルでもないそうです。
では、多様性を保ったまま、文脈や感情をコミュニケーションに載せるにはどうすればいいか。その試みのひとつとして、ドミニクさんの「Word Trace」は面白かった。テキストが書かれる過程を可視化されるだけで、書いている方の思いや逡巡が見えてくる。インターネットを介したコミュニケーションも、まだまだ進化していくのだと感じられました。ドミニクさんの“単純化しない“姿勢に共感します。今の世の中は、複雑な現象を単純な構造化をして思考停止を生む風潮がありますが、人間は複雑系です。
非効率と効率性の曖昧さやバランスを掻い潜っていくことこそが人生の醍醐味でもあるし、人間の美しさが現れる瞬間や、一人ひとりの魅力が表出するチャンスが増えると思います。
豊かな人生をおくるためにも、多様な価値観を大切にしたいですね。糠床の生態系から得る示唆
興味深いです。
言葉ではないコミュニケーションなのに、と思ってよみましたが、
拝読してみると、このミクロ生態系の多様・スケールある実践の結果は、確かにヒントになる世界なのだと思いました。