材料・製造から制御まで、電源に新発想の革新技術
日経 xTECH(クロステック)
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北本連系線にも使われているモジュラー・マルチレベル・コンバーター(MMC)では、交流(AC)→直流(DC)→交流(AC)に変換しているが、これはMMMC(モジュラー・マルチレベル・マトリクス・コンバーター)で直流を介さないAC-ACコンバーター。
マイクログリッドを想定した場合、マイクログリッド内は低圧の直流配電で、マイクログリッド間は高圧の交流送電でと思っていましたが、MMMCが研究されているということは、バックトゥバックの直流変換が不要と考えているからでしょう。
直流送電も距離が長いほど交流よりも効率が良くなると聞いたことも有り、既存の送配電網をマイクログリッドに転換していくのに、最適な技術の組合せがどういったものになるのかとても気になります。リチウムイオン電池の電極に金属粉が入るのは、製造プロセス中での混入の他にそもそも材料自体に入ってるケースが多いんですよね。
負極側の材料である黒鉛を鉱山から掘り出すときに、中国の材料メーカーはその中に不純物として入ってる金属不純物を取り除くプロセスを省いてたりすることも多い(だから安いという側面はあります)のは業界内では割と有名ですし。
コストとか供給的な側面でそういう材料をどうしても使わなくちゃいけなくなったら電池メーカーとしてはこういう技術は特に重宝しますね。検査器ではなく異物自体に何かして見えるような状態にするという発想が良くて勉強になります。高速で動く、小さく薄い異物を捉えないといけない課題はどの分野でもありますので。
しかし150〜300μm?の金属粒というのは怖い大きさですね。製造の段階で入らないようにするのがベストなんでしょうけど..