関西、人口流出に歯止め 東海下回り「歴史的逆転」
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注目のコメント
総人口が減少する中で、地域間のゼロサム競争の優劣を誇るのはあまり生産的ではないと思います。人口流出に歯止めがかかった理由は何でしょうか。もし産業活性化が成功したからであれば、その点を自慢した方がいいと思います。
文章だけだと、何かセンセーショナルな事が生じたような感じに見えますが、「東京一極集中」の前には、なんだか誤差レベルな感じがしなくもありません。
しかも「関西」「東海」とブロックにする意味もよくわかりません。
愛知県と大阪府は転入超過、それ以外の東海、関西の府県は転出超過という傾向ではないでしょうか(ちなみに滋賀県は2018年は転入超過)。
僅差の数値を扱う意味はあまりなくて、大きな傾向で考えてみたいものです。
以下、転入超過のグラフ。
https://www.stat.go.jp/data/idou/2018np/kihon/youyaku/img/kihon02.gif
本記事の実態は「愛知県と三重県の転入超過の数字が大きく下がった」が原因であり、大阪府や関西圏への人口流入が大きく増加したわけではないです。
確かに滋賀県は転入超過へと転じたのでわずかとはいえインパクトがありますが、京都府からの転入超過の可能性があると思います。
追記:
いずれにしても、東京圏への人口流入に全く歯止めがかかっておらず、それから見れば誤差な感じもしてしまいます。
なんせ、公的社会資本投資もダントツで東京圏へ投じられているのですから、そりゃあ東京圏以外は不利でしょう。
人口は概ね、
田舎→市部→都市部→大都市部→東京圏
という感じで移動しています。
従って、東京圏→田舎 という移住を促進するのではなく、まずは移動に歯止めをかける必要があり、そのためには田舎でも充分な所得を稼げるようにする事です。これは地方創生政策ではなく、マクロ経済政策で実施すべきだと思います。
更に、東京圏→大都市部→都市部→市部→田舎 と、人口移動を逆流させるのが素直な政策だと思います。
従って、例えばまずは大阪や福岡などの大都市圏に公的社会資本を大規模に投じるべきだと思います。まあ、私の印象では外国の方が増えてるなあという感じです。
転入者言うても、インバウンド景気頼み。喫茶店ではマレー系、ミヤゲ物屋では中国系、ホテルでは白人系***てな感じ。なんせ、大阪のミナミなんて夜は中国人街、京都の街角は外人さんばっかりですから。
転入者増えてますが、この調子では日本人はいなくなるかもしれません。