テクノロジーは効率化から脱出できるのか？ 遠回り・痛み・笑顔─シンギュラリティの先を見据えた3つのヒント～NEC未来創造会議 2019年度第1回有識者会議レポート～
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シンギュラリティ以後の2050年を見据えどのような未来を目指すべきなのか―。NEC未来創造会議では有識者を招いて議論を重ねてきたが、昨年度までに人とAIの特性をどちらも理解することから議論を始めることの重要性、そしてあらゆるレイヤーで発生している「分断」が課題の本質にあり、それを乗り越えて実現されるビジョンとして「意志共鳴型社会」を提示してきた。
今年度はさらに議論を深め社会実装に繋げていくために全4回にわたって有識者会議を実施する。第1回目には、大阿 闍梨・塩沼 亮潤氏（慈眼寺）と情報学者のドミニク・チェン氏（早稲田大学）、NECフェロー江村が参加。『WIRED』日本版編集長の松島倫明氏がモデレーターを務め議論を進めた。テーマは「RELATIONSHIP～わたし“と”わたしたち“の「分断」をいかに乗り越えるか～」。白熱した議論を繰り広げた。
