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セブン‐イレブン 計算方法変更で税込み300円が301円に

NHKニュース
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注目のコメント

  • 専修大学・経済学部(国際経済) 専任教員

    これは本来、消費税など間接税の構造的な問題であることを見落としている。つまり、切り捨てか四捨五入か切り上げかの問題である。
    消費税は例えば8%の場合、売り上げとして集めた金額の8/108だけ納めれば基本的には成り立つ。10%なら10/110だけ納める。
    ところが、税込100円とか税込398円とか、税込での価格をある水準に合わせたい場合や100円を切る端数が商品価格になる場合、1円未満を現金設定出来ない関係で、その端数をどう処理するかを考えることになる。
    切り捨てなら足りない回収分をお店側が被ることになる。切り上げならお店側は余計に回収することになる。微妙な所では四捨五入にするのだが、きっちりにはならないときもある。切り捨ての方が顧客本意と言えるが、そういう細かい所に拘る客を相手にしたくない百貨店等では切り上げにする。
    ちなみにこの計算方法は内税等にするときに一斉に切り替える場合もある。

    さて、切り捨ての場合を中心に問題になるものとして、まとめて支払うと分けて支払うより支払い税額が1円単位で上がる場合がある。10%の場合で説明する。
    例えば99円の商品に切り捨てでは10%は9.9円だと9円が該当するので10個別々に買えば90円税金を入れた990+90=1080で1080円払えばよい。しかし10個まとめて買えば本体価格990円に10%は99円だから990+99=1089円支払うこととなる。
    切り上げの場合はこの逆にまとめて買う方がお得になる。
    7 ELEVEnでは元々このことにより無駄に分けて買うことを防ぐために、各商品に税額を入れてから合計していた。いわば示していない内税と同じである。
    しかし、商品毎でなく「用途毎」で税率変更が直撃する「イートイン/持ち帰り」を含む今回の歪な軽減税率の線引きにより、商品毎に税額を入れてという策が取れなくなった。

    7 ELEVEnが切り上げ等の策を取らず、顧客本意を通すために切り捨てに近い策を取り続けてきた。しかもそこに対し分けて買うような無駄で店員の負担を増やさないように策を取ってきたことが限界を迎えた。恐らく1円をケチって分けて買う顧客も出てくる。
    もう1つは今回の歪な軽減税率の線引きで、商品毎ごなく用途毎の弊害がここでも出たということである。軽減税率には批判も多いが、これは軽減税率全般の問題でなく今回の線引きの問題である。


  • 株式会社ラホヤコンサルティング 代表取締役社長

    まあ、端数の扱いでこういうことはおきるのだろうけど、計算の仕方で税金が変わるって、根本的におかしくないですかね。政府の方針って、どんなんだったんでしょうね。
    法人税とか所得税とかは、基本、端数は切り捨てて、税金が余計に取られることがないようになってます。セブンの新しい計算のやり方はまずいんじゃないですかね。説明すれば良い話でもないように思います。


  • ニュースの内容よりもコメントが興味深い。視点によって関心がいろんなところにあるし、それによって反応が全然違う。消費者視点と事業者視点、現金主義かキャッシュレス主義かで釣り銭への影響を気にする度合いが違う。さらに、おそらく税金を支払う視点か受け取る視点かで、一取引一円に注目するか、全国で年間でどれだけの税収の違いに注目するかが違う。果ては問題の重要度・ニュースの価値の見え方がこんなに違ってくる。本当に興味深い。

    追記
    なお、計算する上での税法上の問題については門外漢なので印象論ですが、切り上げ・切り下げ・四捨五入の3パターンが存在するのは、型にはまって回答する公的機関が、自分の関係ない部分では曖昧さを残すってやり方に個人的には腑に落ちません(笑)


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