【解説】ヤフー×ZOZOが始める宿敵「アマゾン」とのEC決戦

2019/9/13
その発表を聞いた誰もが「まさか」と感じたことだろう。
2019年9月12日、ヤフーはファッションアパレルサイトを運営するZOZOと資本業務提携を結ぶことを発表した。ヤフーはZOZOに対して、10月上旬を目処に株式公開買付(TOB)を実施し、最大で50.1%の株式を取得する予定だ。
ビッグネーム同士の資本提携と、約4000億円に上る金額の大きさから、朝から経済ニュースのトップは「ヤフー×ZOZO」で賑わい続けた。
しかし世間が驚いたのは、それだけではない。
ヤフーの買収に伴い、ZOZOの創業者である前澤友作社長は辞任を決断。21年間トップとして君臨してきた会社を去り、保有株式約37パーセントを手放すことも発表したのだ。
前澤社長は、なぜZOZOを去るのか。カリスマなき後を誰が引き継ぐのか。そして、そもそもなぜヤフーはZOZOと組むのか。
NewsPicksが100分に及んだ記者会見のハイライトを解説する。
(写真:AP/アフロ)

ヤフー×ZOZOで「アマゾン」に挑む