【3分解説】西川社長が辞任。「日産」は会見で何を語ったのか
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社長CEO辞任ニュースのヘッドラインだけ見て=取締役退任と思い込んでました。責任の取り方はさまざまですが、経営体制ばかり取り沙汰される会社はご当人達経営陣は修羅場でもそのカタルシスにいないかなと心配になることがあります。
事業で世の中にインパクト、変革をもたらすことが本業であり
経営体制の刷新でお騒がせしてる場合じゃない、と冷ややかに捉えるエンジニア達が離れていきませんように。西川氏は社長CEOを辞任しますが、取締役には残ったまま。取締役の退任は、取締役会ではなく株主総会の承認が必要ですが、本人が「辞任」すれば、総会を待つ必要はありません。
今回、なぜ西川社長は取締役を辞任しなかったのか、疑問でなりません。
臨時取締役会が召集されなければ、来年6月の定時株主総会まで取締役として残り続けることになりますが、前任者がいると後継者は非常にやりにくいのではないでしょうか。
そうした曖昧な状態のままでは、アライアンス先のルノーとの関係を綺麗に整理するのは難しいのではないかと懸念します。去年11月、「クーデター」とも言われたゴーン氏逮捕から10ヶ月。
ついに、西川広人CEOも辞任を発表しました。
なぜ、西川氏は辞めなければならないのか。
会見では何が語られたのか。
後継者には何が期待されるのか。
西川氏が取締役として残り続けることなど、釈然としない点は多く残りましたが、昨日の会見のポイントを整理しました。
・・・それにしても、西川氏の「SAR問題」はグレッグ・ケリー元代表取締役が雑誌のインタビューに答えた内容から発覚しました。
今後、ゴーン氏の刑事・民事それぞれの裁判に加え、SAR問題では西川氏に「不正の意図」があったのかどうかも解釈の余地はあり、まだまだ揉めることでしょう。
日産の今後、あらゆる角度から要注目です。
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