[東京 6日 ロイター] - 大日本住友製薬<4506.T>は6日、英ロイバントサイエンシズとの間で、戦略的提携に関して基本合意書を締結したと発表した。
大日住薬がロイバントが保有するMyovant(婦人科領域子会社)<MYOV.N>など5つの子会社の株式や、ロイバント株式の10%以上を取得するなどし、総額約3200億円をロイバントに支払う予定。
正式契約は10月末の予定。
[東京 6日 ロイター] - 大日本住友製薬<4506.T>は6日、英ロイバントサイエンシズとの間で、戦略的提携に関して基本合意書を締結したと発表した。
大日住薬がロイバントが保有するMyovant(婦人科領域子会社)<MYOV.N>など5つの子会社の株式や、ロイバント株式の10%以上を取得するなどし、総額約3200億円をロイバントに支払う予定。
正式契約は10月末の予定。
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大日本住友のラツーダのパテントクリフは近々開始しますので、早期に上市が見込めるパイプラインを獲得する戦略の一環ですね。
ロイバントは言わば医薬パイプラインに投資をするファンドですので、大日本住友のようにまとめてExitできる買い手は非常に魅力的だと思います。
今回の投資にて大日本住友はフェーズ2や3のレイトステージのパイプラインを複数獲得できますので、開発が順調に進み、随時上市できれば、将来の売上への貢献も大きいと思います。
ざっくり見ただけの段階のコメントでお許しいただきたいですが、数日前の日経でもパテントクリフ(大型薬ラツーダの特許切れ)が話題になった大日本住友製薬ですが、これは実質的に3200億円かけて後期開発品(と投資先のインフラ)を買いに行ったと理解しました。
ラツーダは精神領域の薬ですが、今回の入手先は販路は米国等ですが、ラツーダとは異なる複数の疾患領域であり、投資後のシナジー発現に一工夫いるのではないかとの印象です。
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