奈良に「土葬の村」発見! なぜ、今も、村人は土葬を選ぶのか?(高橋 繁行)
現代新書 | 講談社
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注目のコメント
母の実家では、曾祖父・曾祖母をお送りする時は「土葬」でした。
「埋墓」と「参り墓」があって埋葬するお墓と普段お参りするお墓が違うという風習でした。
私が通った小学校の近くに「埋墓」があったので、ひいおじいさんとひいおばあさんがいると思うとちょっと不思議な感じがしました。死に対する畏怖と、故郷の土に戻りたいという死者の願い、死者を弔う親族近親者の愛情がないまぜとなって現代まで続いているのでしょう。内容は現代人にとってやや衝撃的(特に棺割りのところ)なものですが、なぜか魅かれてしまいます。こうした弔いの形を見ると、現代の葬儀がやや形式的に見えてしまいます。
なかなかに印象的な記事。
葬儀にとって道中(葬列・野辺送り)が実は大切なように、儀式は準備からのプロセスを含めて意味をもっています。