三井住友銀行、服装自由に 「堅い」イメージ脱却
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堅いイメージ脱却というよりは働き方改革の一環としての側面が強い(そちら側の効果が期待できる)のではないかと思います。三井住友銀行グループを取材していた時、行員の方がどんなに寒い時でもコートを着てはいけないと言っていました。真冬に広報の女性と外で会うときに凍えそうになりながらスーツで出てきて申し訳なくなりました。夏の暑いときも然り。軍隊的規律で行員に理不尽に我慢を強いてる昭和な会社という感じだったので、脱却はポジティブではないでしょうか。
形から入ることも大事ではありますから否定はしませんが、何が目的なのかを銀行内でコンセンサスを作らないと、単に服装が変わっただけになってしまうと思います。
服装を自由にすることで、ユーザーや世間からのイメージを変えたいのか?それとも行員の発想を豊かにさせたいのか?前者であれば、スマートカジュアルを上手に着こなして欲しいですし、後者であれば服装だけで劇的に変わるほど銀行を取り巻く環境は一筋縄ではいかないと思います。
あと、欧米を見習ってカジュアルにするのは良いですが、金融事業に従事している人は、いざという時はドレスコードに沿ってきちんとしたスーツを着こなしているのが欧米のバンカーです。TPOの判断を間違えないようにして欲しいなと思います。