[北京 30日 ロイター] - 中国の王毅国務委員兼外相は9月2─4日の日程で北朝鮮を訪問する。中国外務省が発表した。

国際社会は北朝鮮による一連のミサイル発射を懸念している。

中国外務省の耿爽報道官は王外相の訪朝について「二国間関係を進展させるための重要なステップだ」と述べた。北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相らと会談すると付け加えたものの、詳細については触れなかった。

同報道官は「みなさんが見てのとおり、朝鮮半島情勢は総じて緊張が緩和している」と指摘。「中国は引き続き、朝鮮半島非核化、北東アジアにおける平和と安定の継続に向けて自らの役割を果たす」と述べた。