最優秀選手にファンダイク メッシら抑え、欧州サッカー連盟
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最近のW杯には縁がないオランダ代表の速くて強くて上手くて点も取れるセンターFWの様なセンターバック。サウサンプトン時代は吉田麻也選手と同僚でしたね。
ちなみに最近途絶えてしまいましたが1年5か月もドリブル突破を許さなかった、というちょっとなに言ってるかよくわからない記録を作った記憶に残る選手です。
・ファン・ダイクが1年5か月ぶりに“抜かれる”
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=62442試合を何度か見た程度でもわかる、完璧なセンターバックですね。
・対人が非常に強い。18-19シーズン中ドリブルで抜かれた回数はなんとゼロ
・高さがあり競り合いにも強い
・スピードもある
・足元含めボールを扱うのもうまい
・プレーの選択が的確
・ロングフィードの精度が高い
…など、パッと思いつくだけでもこれだけすごいところがあります。
こういう賞では攻撃の選手がどうしても目立つところですが、それだけ圧倒的なパフォーマンスだったということですね。
欧州最優秀選手としては初のDFとしての選出ですが、UEFA最優秀選手の時代を含めてもDFは彼しかいないですね。
後ろのポジションの選手というくくりだとブッフォンがいました。
FIFA最優秀選手とバロンドールを含めるなら、DFの選出は2006年のカンナバーロまで遡ることになります。DF史上最高額の移籍金7500万ポンド(約110億)でサウサンプトンからリヴァプールに来たときには、高すぎるのではないかという批判も多かったですが、いま振り返ってみると、妥当もしくは安いとも思える投資だったと思います。
ファン・ダイクがリヴァプールにもたらしたものは、もちろん個としてのデュエル(1対1)の強さはあるのですが、それ以上に、他のディフェンス陣の成長を促した点(センターバックでパートナーを組む、ゴメス、マティップが驚くほど成長した)。そして近年、非常に重要視されている最終ラインからのブルドアップの要として(最近ではゴールキックはキーパーがハーフラインまでロングキックをするのではなく、近くのディフェンダーの選手にボールを渡す形が多くなり、今年からはルール改正でゴールキックをペナルティエリア内で受けることが可能となり、ますますその傾向は強くなっています)センターバックでありながら攻撃の要として機能した。まさに現代の新しいセンターバック像を確立し、チームの戦術自体に大きな影響を与えたことだと思います。