世界初の充電可能な「鉄イオン電池」が開発される、高エネルギー効率でリチウムイオン電池より安全
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注目のコメント
多価カチオン系はMg2+やCa2+など色々ありますけど、なかなかパフォーマンスがでなかったんですよね。
鉄は空気電池はありますが(充電できない一次電池として)、なかなかサイクルが難しいんですよね。
>150サイクルの充電と放電に耐え、50サイクル後模様量維持率は54%と安定性を示した
50サイクルで54%だと(模様量維持率ってなんや!)、流石にまだまだ使い物にならないですね。
>エネルギー密度は220キロワット時
いやいや、220 ワット時/キログラム (Wh/kg)な!!
リチウムイオン電池の半分くらい。
原文だとリチウムイオンの40%のパフォーマンスと書いてあるのに、日本語だと60%になってる。
ちゃんと訳せ!
https://www.thehindu.com/sci-tech/science/iit-madras-registers-initial-success-with-iron-ion-battery/article28976853.ece
電極材がV2O5という事ですが、鉄よりもむしろこっちの方が環境問題になるんじゃないか。ポリカチオン系は結構研究されてますね。つまり電気を貯めるために使うイオンは、相方のアニオン塩との組み合わせで色々とあるのは確かです。
最近気になってるのは、全固体に逆行する水系電解質です。従来の有機溶媒でもなく水になるとこれまたポリイオンが変わってくるので、鉄に注目するよりもその系に着目すると良いと思います。