世界初の多次元量子テレポーテーションに成功
ナゾロジー
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面白い…
「例えば「0」か「1」の状態について、観測によって確定はできますが、「0」を観測して相手に「1」を伝えるということができません。どっちになるかは観測するまでわからないのです。
→通信のセキュリティを高めるために役立つ(絶対に盗聴されない情報通信が実現できるといわれている)」説明が分かりやすいです。
「量子テレポーテーションでは、どっちが状態を確定させたのかということはわかりません。この方法で情報をやり取りするには、結局古典回線(通常の電話やネットなどの回線)で答え合わせをする必要があるのです。」
「量子もつれは観測によってもつれ状態が崩壊するため、盗聴すると即バレしてしまいます。こうした量子テレポーテーションの性質を利用すると、絶対に盗聴されない情報通信が実現できるといわれているのです。
これが量子インターネットと呼ばれる次世代の通信方法です。」
「量子実験では、1つの光子を3本の光ファイバーに同時に配置することが可能です。これによって3つの量子状態を、データとして取り扱うことができるようになり、同じく3本の光ファイバーに分けた、もつれ関係にある別の光子へ状態をテレポートさせることができたというのです。」
とすると、量子インターネットと、量子コンピュータは別ものです。
前者は盗聴防止をするセキュリティを上げるもので、後者は処理速度を上げるものです。さらに後者は、既存の暗号を破る可能性があります。