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部品メーカーは商社に営業をお任せするケースも多いですが、村田をはじめとした京都の部品メーカーさんは自前の営業網がよく機能していると感じます。村田とかローム、レスポンスが早いし的確な返答がもらえて良い印象があります。
注目のコメント
大変興味深い内容です。技術力、情報収集力、分析力、ポジショニングなどあらゆる点で村田製作所が勝ち続けた要因が記載されていますが、それらを活かすヒト、組織づくりがしっかりしているのだと思います。
以下引用
風通しを良くすることで、「裸の王様状態にならない」ことを心掛けています。社員の退職率も低くなり、技術流出の防止にも役立つかもしれませんね。マイナーな存在で、誰も見向きもしなかった。でも、儲かる山があると大手が一斉に参入。うまくいかずに撤退した。なぜか。その理由が語られています。
マネでしようと思ってもマネできないノウハウと、それを積み上げてきた努力が詰まっていますね。
それにしても、コンデンサ1個1円とは。月間1000億個の生産体制があるから、1兆円強の売上になる。すごいジャパンパワー。なぜ、日本凋落の30年を村田は勝ち続けたのか。3つ痛感しました。
一つは「情報力」、しかも情報を得るだけでなく、それを精査できるだけの分析力があって初めて市場動向を完璧に予測できる。2つ目は「自前」、技術流出は結局は起きるもの、と語られることもありますが、やはり人が流出しなければ、技術は外には出ていかない(分野にもよりますが)。しかも、水平分業の時代に自前の設備を持つことは悪として語られることがありますが、明らかに自前の設備を持っていないと出せない強みがある。
最後、「当たり前」を徹底すること。結局、当たり前の判断ができていないことが、多くの企業の弱みになっている。それを仕組みとして導入していることの堅実な強みを思い知らされます。
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